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10/29は「世界脳卒中デー」です
- 2024年10月29日
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◇脳卒中デーとは?
2006年10月、南アフリカ共和国ケープタウンで開催された脳卒中国際会議で、国際脳卒中学会と世界脳卒中連盟が統合し、世界唯一の組織、世界脳卒中機構(World Stroke Organization, WSO)が結成されました。これを記念し、毎年10月29日を「世界脳卒中デー(World Stroke Day)」とすることが宣言されました。
◇脳卒中とは?
脳卒中とは、脳の血管に障害が起こる病気の総称で、代表的なものに、血管が詰まる「脳梗塞」、血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」があります。脳梗塞や脳出血では意識障害や半身麻痺、言語障害等が、くも膜下出血では激しい頭痛や意識障害等が突然現れます。
最大の危険因子は高血圧で、糖尿病や肥満であることや、喫煙や飲酒などの生活習慣が発症に関わっています。体に負担のかかる生活習慣を続けていると、知らず知らずのうちに脳の血管が傷み、脳卒中を引き起こしてしまうのです。脳卒中は一命を取り留めたとしても後遺症が残ることが多く、主要な介護の原因にもなっています。
○脳卒中の症状といざという時の対応方法(長野県ホームページ)
https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/jyunkankibyo/symtoms.html
◇脳卒中は長野県の健康課題です
長野県において、脳卒中(脳血管疾患)は死因の第4位です(1位:がん、2位:心疾患、3位:老衰)。
長野県民の脳卒中における死亡率は全国に比べて高い現状があります。特に、男性の35-39歳、45-49歳、男女の65-69歳の死亡率が全国より高い状況です。
脳血管疾患最大の危険因子である高血圧、あるいは血圧が高めな状態には、成人男性の約6割、女性の約5割が該当するという現状もあります。
◇予防するためには?
・血圧を測ってみましょう。まずはご自身の数値を知ることが大切です。
135/85mmHgを超えることが続く場合は受診が必要です。
(参考:特定非営利活動法人 日本高血圧学会 https://www.jpnsh.jp/pub_katei.html)
・塩分を控えた食生活を。
次回のお食事はいつもより少し、塩分を気にしてみませんか。
(参考:長野県ゆるしお特設サイト https://ace.nagano.jp/yurushio/challenge/)
・適度な運動
鮮やかな紅葉が青空に映える季節になりました。お散歩に出かけてみませんか。
風は冷たくなって来ましたので、体を冷やさないようにご注意ください。
・特にリスクの高まる40歳を過ぎた方は脳ドックを受診しましょう
(参考:一般社団法人 日本脳ドック学会 https://jbds.jp/brain-dock/)
・仕事や気を張る場所から離れて、体や心を休める時間も大切に。
趣味や習慣、やりがいのあるお仕事、ご友人やご家族との時間
あなたはどのような毎日を送っていますか?
脳卒中は突然起こります。
明日、5年後、10年後のあなたが、ご自身と、そして大切なご家族やご友人、まわりの方々と
ありたい姿で一緒に過ごせるよう できることから始めてみませんか。
もしもう既に始めていることがあれば、もう少し手を広げてみませんか。
◇その一歩への情報はこちらから
・長野県ゆるしお特設サイト:https://ace.nagano.jp/yurushio/challenge/
・信州ACE(エース)プロジェクト:https://ace.nagano.jp/
◇ただいまイベント開催中!
楽しみながら健康づくりのきっかけとしていただくため、スタンプラリーを開催しています。
健康に配慮したメニューがあるレストランでのお食事や、スーパー等で健康づくり応援弁当を購入してスタンプを集めると、抽選でステキなプレゼントがもらえます。
塩分摂り過ぎてるかも…野菜足りてないかも…でも中々取り組む方法も分からないしそんな時間もないと感じている方、ぜひご確認ください!
特設サイト:https://nagano-3star-restaurant.jp/
(イベント期間:令和6年10月29日~令和7年2月28日)