協会けんぽと加入事業所の健康づくりの取組を紹介します
- 2015年04月30日
- 新着情報
協会けんぽ長野支部が進めている加入事業所(主に中小事業所)における健康づくりの取組を紹介します。
詳細はこちら。(協会けんぽのページへ)※「健康づくりチャレンジ宣言」をしている事業所も紹介しています。
協会けんぽ長野支部が進めている加入事業所(主に中小事業所)における健康づくりの取組を紹介します。
詳細はこちら。(協会けんぽのページへ)※「健康づくりチャレンジ宣言」をしている事業所も紹介しています。
「食」は命の源と言われているように、私たちの生活に欠かせないものです。
県民一人ひとりが健康で長生きをするためには、子どもの頃から望ましい食生活を身に付けるなど、生涯を通じて健康づくりを実践することが重要です。
長野県は、男女ともに平均寿命が全国で最も長く、高齢者の就業率も全国で最も高いことから、健康長寿県として注目されています。
調査から分かった長野県の食生活は、全国と比べてよい特長があります。これまでの健康長寿を支えてきた「信州の食」の活動を振り返り、次世代に伝えていくなど、さらなる健康長寿を目指しましょう!
長野県民の食生活は全国に比べてよいいろいろな栄養素をしっかりとっている一方で、食塩に関してはとりすぎているという短所があります。食塩を多くとると、高血圧や脳血管疾患のリスクを高めます。
長野県民の脳血管死亡率を見ると全国平均よりも高くなっています。脳血管疾患は、高齢者の要介護状態の要因にもなるため予防することが大切です。
詳しくは、
県民の食生活の移り変わりから見た「健康長寿へのあゆみ」(リーフレット)をご覧ください。
長野県の保健補導員等は、戦時下の困難な生活と戦いながら、住民の命を守るために孤軍奮闘する保健師の活動を、地域の主婦たちが手伝うことから生まれた自主的組織です。
現在では、県内に約1万人以上の保健補導員等が活動しており、地域の健康の守り手として、健康な地域づくりに貢献しています。県内ほぼ全域にわたって組織的に活動しているのは長野県だけだと言われています。
平均寿命男女とも1位という結果に、長野県は全国のみならず諸外国からも「その秘訣は?」と注目されています。
これは、がんや心疾患による死亡率が低いためと考えられますが、それを支えているのが生活に根付いた予防運動です。保健補導員等は、地域の役割として交代で健康づくり活動の知識を身につけることができます。知識があればおのずと行動が変わり、家族や地域に健康づくりの輪が広がるのです。こうした取組による長年の努力が、現在の長野県の長寿を支えてきたと考えられています。
他県での同じような活動を調査している研究者によると、保健補導員等を経験した方は、自分が健康だと感じる人が多く、自分や家族・地域の健康に気を使うなど、健康に良い生活を送る人が多くなるそうです。また、そうした特徴は、任期を終えた後も続く傾向にあるとのことです。保健補導員等の活動以外にも、例えば、学校で絵本の読み聞かせのボアンティア活動をすることで健康にも良い影響があるようです。このように、保健補導員等の活動を経験することで「やってよかった」と思うだけでなく、実際に自分や周りの健康に良い影響があることが、研究でも明らかにされてきています。
県の研究チームによる「長野県健康長寿プロジェクト・研究事業」報告では、長野県の健康長寿の要因のまとめとして、次の点を挙げています。
長野県では、県民の健康に対する意識の高さと、こうした様々な主体が連携した活動の「積み重ね」が、今日の健康長寿に結実していると考えられています。
また、2014年の「第3回健康寿命をのばそう!アワード」では、健康増進のための優れた取組として、須坂市の保健補導員会が厚生労働大臣最優秀賞を受賞しています。
長野県の保健補導員等の活動(リーフレット)を紹介します。
信州の特産品などを味わうため、部局長会議にあわせて行われている「おいしい部局長会議」。
3月27日(金曜日)には、野菜や塩分の量に配慮したメニューを試食しました。当日は、根菜入りの松風焼きや菜の花のからし和え、きのこのマリネ、春野菜の豆乳みそ汁といった一汁三菜の献立を紹介し、部局長が健康づくりを応援する食事を体験しました。
健康に配慮したメニューを試食する阿部知事
会議当日は、この半量(ご飯を除く)を試食しました。
インターバル速歩に関する情報については、NPO法人熟年体育大学リサーチセンターホームページをご覧ください。
プロジェクト概要はこちら→プロジェクト概要
温泉は、その化学成分と入浴による物理的作用などが総合的な刺激となって、人間が本来持っている自然治癒力を高めてくれます。
県内各地に数多くある温泉地。軒が連なる温泉街から山奥の一軒宿まで、その数は225か所(H24.3末現在)で北海道に次ぐ多さです。
温泉地が多い信州は温泉を利用した公衆浴場も多く、その数は605施設(H24.3末現在)で全国第一位!
身近な温泉に気軽に入れることが平均寿命日本一の秘密の一つかも!?
温泉の効能は泉質によってさまざまですが、県内では全11種類のうち10種類の温泉が楽しめます。
諏訪に住むおじいちゃん・おばあちゃん達は、家にお風呂があっても地区の共同の温泉に行くそうです。
たんに温泉に入るだけではなく、そこで地区の皆さんとおしゃべりし、笑い、背中を流し合いながら、健康法や病院情報を交換しており、地区温泉は社交場としての機能を果たしています。
また、諏訪(主に上諏訪地区)では、多くの家庭に温泉が引かれており、台所等の炊事でも活用されています。
諏訪の方たちは、温泉とともに生きていることで、いつまでも若々しく健康でいられるのかもしれません。
冬場、温泉に入る日本猿が見られることで有名な「地獄谷野猿公苑」は、長野県の北部、志賀高原の近く山ノ内町にあります。外国人観光客にも「スノーモンキー」として親しまれている人気のスポットで、国際的な観光地です。
猿たちが温泉に浸かるのは、寒さをしのぐために身につけた知恵ですが、温泉に入り体が温まると気持ちがいいのは猿たちも同じなんですね。
県では、生活習慣の改善におる健康づくりの県民運動「信州ACE(エース)プロジェクト」を推進していますが、この度、市町村や企業などの取組情報の紹介も含めたプロジェクトの専用サイトを開設しましたので、お知らせします。